2020年03月30日

風蓮湖・温根沼でオオハクチョウ調査を実施しました

春国岱ネイチャーセンターでは、風蓮湖・温根沼に渡ってくるオオハクチョウのカウント調査を行なっています。調査は、オオハクチョウの渡りの時期に合わせ、秋に4回、春に2回の計6回です。

オオハクチョウ.JPG
〇成鳥と幼鳥で分けてカウントします

春の結果は、以下のようになりました。
●3月12日:3,494羽(成鳥3,198羽、幼鳥237羽、齢不明59羽)
●3月26日:3,026羽(成鳥2,860羽、幼鳥156羽、齢不明10羽)
 ※光線状況によって齢の判定ができなかった場合を「齢不明」としています。

今季は、3,000羽を超えるオオハクチョウが確認されました。3,000羽超えるのは、2015年以来となります(2015年3月28日:4,680羽)。ここ3年は、2000羽以下で推移していましたが、今年は、オオハクチョウの渡来数が多かったようです。

経年変化グラフ.jpg
〇年別の春季の飛来数と幼鳥率

春季は、湖面の結氷状況でオオハクチョウの分布が大きく変わります。3月12日は、風蓮湖・温根沼の4割ほどが凍っており、すでに解けていた走古丹漁港から春国岱先端、春国岱湾、温根沼の北側にオオハクチョウが集中していました。

オオハクチョウ群れ.JPG
〇3/12、走古丹漁港で撮影。水面に浮かぶ白くて丸いものは全てオオハクチョウ

26日は、湖面の氷が全て解けていたため、数が集中していた走古丹漁港周辺は、数が減っていました。オオハクチョウの居場所がより広くなったのだと思います。

風蓮湖・温根沼は、オオハクチョウにとって重要な渡りの中継地です。今後もオオハクチョウの動向を探るとともに、風蓮湖・温根沼の湿地の保全に努めていきたいと思います。

オオハクチョウ飛翔.JPG
posted by 春国岱 at 09:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする